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ナットウキナーゼの性質は、血栓を溶解するさまざまな作用があるということです。

  1. 血栓の主成分であるフィブリンを溶解する
  2. 血栓溶解酵素ウロキナーゼ前駆体を活性化する
  3. 血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織を増大させる
  4. 血栓溶解阻害物質PAI-1を分解する
  5. 血栓溶解活性を増強させる

また、血栓を溶解する性質だけではなく、血圧を降下させること、血流を改善すること、血小板が凝集することを抑制する作用についての、ヒト試験によって確認されています。

脂質異常症(高脂血症)になると、血液中にコレステロールや中性脂肪が増加して、血液がドロドロになります。この状態になると血栓を溶解する酵素が弱くなるため、血栓がさらに大きくなって脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすと考えられています。ナットウキナーゼの血栓を溶解する性質がこれを改善・防止するとして期待されているのです。

1925年、北海道帝国大学(現・北海道大学)の大島先生により、ナットウキナーゼの精製や性質について報告がされた記録が残っています。その時点ではまだナットウキナーゼという名前はついていませんでした。その後、納豆を中心にさまざまな研究が行われ、1980年代になって、倉敷芸術科学大学の須見洋行教授がフィブリンを溶解する酵素を発見し、「ナットウキナーゼ」と命名されたというのが、ナットウキナーゼの成り立ちです。

ナットウキナーゼの人気サプリは、ランキングなどを参考にすると以下のような商品があります。

  • きなり(さくらの森)
  • ナットウキナーゼ&DHA&EPAセット(小林製薬)
  • 納豆博士(まるさん倶楽部)
  • サラリズム(うるおいの里)
  • えがおの納豆キナーゼ
  • ナットウキナーゼ(オリヒロ)
  • AFC ナットウキナーゼ
  • DHC ナットウキナーゼ
  • ナットウキナーゼプラスフコイダン(ヤクルト)
  • 森下仁丹 ナットウキナーゼ

これだけあげましたが、これはナットウキナーゼ・サプリメントの一部です。これらの他にもさまざまなナットウキナーゼ・サプリメントが製造・販売されています。

「サプリメントではなく納豆を食べればいいじゃないか」という声もよく聞きますが、納豆には血液が凝固することを促進する考えられている「ビタミンK2」も含まれているのです。ナットウキナーゼだけであれば、そのビタミンK2が含まれていませんので、納豆よりも血栓を溶解する作用が強いということがいえます。

また、このような人気サプリメントは、ナットウキナーゼだけだ配合されているわけではなく、DHAやEPAが配合されていたりするものも多く、さらに脂質異常症(高脂血症)への効果が期待できるように作られています。